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  • 執筆者の写真kumon

『君の膵臓を食べたい』当たり前は当たり前ではない、奇跡だ
















評価:85点/100点

カテゴリー:ヒューマンドラマ


あらすじ


 小栗旬演じる僕は母校の高校教師となったが、辞職しようとしていた。そんなある日、学校の図書室が改装されるということで、本の整理の責任を任される。僕はかつて図書委員であり、図書室の本の整理をしていたということで任されたわけである。そして、その作業を一緒にやっていたのが山内桜良である。本を整理しているうちにその当時のことを思い出し、一緒に作業をしている生徒に自分と近いものを感じ、過去を打ち明けるのであった。

 

 高校時代、クラスでも人気者だった桜良には誰にも言っていない秘密があった。僕はその秘密を病院でたまたま彼女の日記、『共病文庫』を偶然拾ってしまうことで知ることになった。友達もいない僕とは正反対の桜良。なぜ、僕にかまってくるのだろか。


 なぜ僕は先生になったのか。桜良の誰にも言っていない秘密とはなんなのか?そして、タイトルの『君の膵臓を食べたい』とはいったいどういうことなのか。高校時代、共に図書委員を担当した僕と桜良の物語である。


映画を観て


 最初タイトルを見た時、何のことだかさっぱりわからなかった。君の膵臓を食べたいってなかなかすごいインパクトのタイトルではないだろうか?しかし、この作品はホラーなどではなく、純粋なラブストーリーである。現在と過去が並行して物語は進んで行き、最後の最後以外は良かったと思う。


 桜良が男性の憧れのような性格をしている。どうやら女子受けはそこまで良くないのかもしれない。あんな性格の女の子はいない!などという声を聴きました。とにかく男子にとってはたまらない理想像なのかもしれません。


 普段あまり邦画は観ないのですが、この映画は久々にぼろ泣きさせられました。タイムリミットが迫った中、彼らはそれを確実に歩むつもりでいた。しかし、現実は甘くなく、当たり前にできると思っていたことは当たり前ではなく奇跡だと気づかされる。今を大切にしなければいけないと思わされる作品であった。


 原作を読んでいないので、私は聞いた話なのですがどうやら終わり方が少し違うようです。話を聞く限りは映画版の終わり方の方が良いように感じました。


作品詳細


監督


月川翔

(黒崎くんの言いなりになんてならない)


キャスト・代表作


僕(高校時代):北村匠海

重力ピエロ


山内桜良:渡辺美波

亜人


僕(12年後):小栗旬

銀魂

ミュージアム


作品予告⇩



 2018年にはアニメ版の映画も公開されるそうです。




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