評価:97点/100点
カテゴリー:ドラマ
あらすじ
主人公P・T・バーナムは父の仕事を手伝いながら、貧しい生活を送っていた。そして、父の仕事のお客様のお嬢さんであるチャリティと仲良くなり、恋をする。しかし、チャリティは花嫁修業のために遠い所に行ってしまう。また、父も亡くなり、バーナムは一人に。それでもバーナムは彼女に対し、手紙で思いを伝え耐え忍んだ。そのおかげで、二人は結ばれることになる。仕事を首になって絶望の淵に立たされることもあった。しかし、バーナムはチャリティと娘たちを幸せにするために、サーカスを始めるのであった。
格差が激しい時代、いかにして名誉を掴むのか。人とは違うことは決してダメなことではない。ありきたりなストーリーかもしれないが、引き付けられる音楽に美しいシーンの移り変わりに魅了される1作である。ここ数年の中では1番面白い映画と言っても過言ではないかもしれません。
映画を観て
本当に良かった!その一言でも良いくらいの映画です。ミュージカル映画は時として、違和感を感じることが多いですが、本当にすんなりと受け入れられる映画でした。確かにストーリー的にはまっすぐだし、どんでん返しもありません。それでも音楽と映画がうまく融合し、その世界に引き込まれていくような。自分も歌って踊りたくなるようになってしまうのです。
生まれ持って人と違うことは悪いことなのか?そんなことは全くなくて、それを活かせることは絶対にあるはずなのです。映画にでてくる人たちにとってそれがサーカスであり、登場人物はそれぞれみんな活き活きとしているようにみえました。
P・T・バーナムは実在した人物であり、この映画のモチーフとなっています。映画はもちろん着色されていますが、サーカスを生み出したすごい人なんですね。
私たちは普段働いていて人を幸せにしているのだろうか?例えば、テーマパークで笑顔を振りまいている人たちはもちろん人を幸せにしているはずである。でもデスクワークの人だって間接的にそれをしているはずだ。支える人がいなければ表に出る人は輝かないのであるから。人は目に見えるものだけで判断してしまいがちであるが、色々なことに目を向けて、自分も人を幸せにしているんだと思いながら働くのも良いのかもしれません。
This is meが流れるシーンは鳥肌物!
ハイスクール・ミュージカルでおなじみのザック・エフロンとX-MENウルヴァリン、ヒュー・ジャックマン、今までの作品が思い浮かばないくらい適役でした!
作品詳細
監督
マイケル・グレイシー
キャスト・代表作
P・T・バーナム:ヒュー・ジャックマン
X-MEN
フィリップ・カーライル:ザック・エフロン
ハイスクール・ミュージカルシリーズ
チャリティー・バーナム:ミシェル・ウィリアムズ
マリリン七日間の恋
アン・ウィラー:ゼンデイヤ
スパイダーマン・ホームカミング
作品予告⇩